城東保育園
春にきりん組と一緒にお米の苗植えをして、9月に稲刈りをした稲がしっかりと乾燥できました。その稲を、自分たちで脱穀と精米をしました。稲刈りをした時は緑色だった稲が薄茶色になっていて見た目が変わっていましたが、子ども達は”お米”と覚えていました。

先ずは脱穀です。



牛乳パックを使ってしています。稲穂を牛乳パックの中に入れ、保育者が口をつまんで持ち引き上げます。プチプチ、バラバラ・・と音が聞こえると嬉しそうに「見せて~」と中を覗いていました。「お米いっぱい!」と口々に言いながら、本当に嬉しそうでした。



次は籾摺りです。すり鉢に籾のついたお米を入れ、野球の軟式ボールで籾摺りしていきます。ぐるぐる回してはもみ殻を”ふ~!”っと飛ばします。「わ~!」っと言いながら楽しんでしていました。子ども達は頑張ってくれましたが、少し難しかったようで保育者が仕上げをしました。
今日は、そうして出来たお米を炊飯器で炊きました。みんなの作ったお米だけでは足りないので、給食の先生にお米を足してもらいました。


お米をきれいにしていきます。「大事なお米だよ!」「みんなでおにぎり🍙作るよ♪」と言うとゆっくりとこぼれないように手を動かしていました。

準備はOK!炊きあがるまで遊んで待ちました。
遊んでいる時に何だか良い匂いがしてきて、子ども達と炊飯器のところへ!蒸気が出ていて「もうすぐ炊けるね♪」と待っていると、ピーピーと鳴りご飯が炊けました。蓋を開けた時の蒸気とご飯の匂いに、「やったー!」と大喜びでした。少し冷ましておにぎり作りです。


「ぼく(わたし)のは?」と早く作りたくて仕方ないようでした。
ラップに包んでぎゅっぎゅっぎゅっ。大きなおにぎりができました。


自分の作ったおにぎりはとっても美味しかったようで、大きなお口でパクパクと食べて「美味しい!」と食べていました。炊き立てのご飯は本当に甘くて美味しかったです。
自分たちで作ったお米で色々な体験をした子ども達、まだまだ難しいところもありましたが、とても良い経験になったと思います。この経験を通してお米に関心をもち、一粒一粒大切に食べるということを感じていってくれるといいなと思います。

田植をしてから、どんなふうに育つのか、みんなで見てきたお米。
おいしいおにぎりになって、嬉しかったね💖

