城東保育園
「バッタがいたで!」と戸外遊びをしている際にバッタを見つけました!「○○くん、どこにいたん?」「すごい!」「バッタ探しに行こ!」「いたいた!」「つかまえれるかな」「ちょっと怖いな~!」「とれた!」「大きいな!」

虫かごに入れると、「バッタさんは草が好きやから草いれてあげよ!」「大きい枝も!」と草いっぱいのお家をみんなで作っていました。
その後、室内に戻っても、みんなでバッタを囲んで観察をしていました。

バッタをどうするのか尋ねると、「バッタをお部屋で飼いたい!」という子と、「お外に返してあげたい」という子がいました。理由を聞いてみると「かわいいから見ていたい」という子と、「だけど、バッタにもお外にお家がある」「きっとパパとママもいるから探してるかも」「草がなかったら、食べるもの無くなって死んでしまうからかわいそう」という子が出てきました。外に返してあげたい理由を聞いて、飼いたいと言っていた子も、「なら返してあげた方がいいね!」「うん。そうしよ。」と言って外に返してることになりました。本当はもっとお部屋で育てたい気持ちもあり、涙を流しながらお別れをする園児もいましたが、生き物の思いに寄り添う姿が見られました。
4月から、生き物に触れる中で、生き物の生命について感じる場面があり、その都度子ども達と話をしてきました。今回、このように「返してあげたい」という意見になったのは、これまでの経験が大きかったように思います。今後も自然を通して子ども達と学んでいきたいです。